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PanasonicとSony:二つの有名な日本のブランドの意味

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パナソニック(Panasonic)とソニー(Sony)

今日は、パナソニック(Panasonic)と、ソニー(Sony)という二つの有名な会社の名前についてお話ししたいと思います。

PanasonicとSonyという単語は、日本有数の大企業です。社名として十分、わかっているかもしれませんが、英語的には、どういう意味があるのでしょうか。

また、カッコイイ発音も気になります。

これらの社名はどのような意味で作られたのでしょうか?

意味や発音、起源や語源などを分かりやすく説明していきますので、ぜひ最後までお付き合いください。

Panasonic意味と発音は?

wmvw / Pixabay

まずは、PanasonicとSonyの意味と発音について見ていきましょう。

Panasonicは、「パナソニック」という会社名ですが、実はこの単語は、2つの要素からできています。

まず、panasonicのpanですが、これは「全て」という意味です。panを使った、日本人にも聞いたことがある言葉としては、「パノラマ」("panorama")があります。

レンズ付きフィルム写ルンですのパノラマタイプを旅行に持って行ったことがあります。今でもあるのでしょうか。

また、かつて日本にも就航していたパンアメリカン航空(Pan American Airways/Pan American World Airways、Pan Am、通称:パンナム)も、懐かしいです。(乗ったことはありませんが)

そしてテニスや水泳の競技大会で有名な「パン・パシフィック」“Pan Pacific”は、「環太平洋」と訳されますが、より分かりやすくするなら「太平洋(に接した国々)すべての」の方がよさそうです。

そしてpanasonicの後半部分、「sonic」は「音の」という意味です。

その昔、音が出る椅子ボディ・ソニック(“body sonic”)という商品がありましたね。夏に開催される「サマーソニック」(”Summer Sonic”)、もはや「懐かしの逸品」ですが、ソノシート("sonosheet")も、「なにもかも今は懐かしい」です。他にも”resonance”(共鳴・共振)など、単語の中に隠れているものも、探せば結構ありそうです。

というわけで、「Panasonic」は、pana+sonicと、二つの単語を合わせた造語で、「全ての音」という意味になります。

Panasonicの発音は「/pænəˈsɒnɪk/」です。日本語で表すと、「パナソニック」ですが、/p/の音は、日本語の「パ」より強く息を出します。

薄いティッシュを口から1センチ前に置いて、/p/と発音すると、勢いよくティッシュが前に揺れます。

「pana」の部分は「パナ」というよりも「パネ」に近いです。「ネ」とはっきり発音するのではなく、唇の力を抜いて喉だけで音を出す感じです。

Sonyの意味と発音は?

Sonyは「ソニー」と、日本語では書きますが、実はこの単語は、「sonus(ラテン語で音)」と「sonny(英語で若者)」という二つの単語を合わせた造語です。

つまり、「Sony」は、「音の若者」という意味になります。

この会社は、元々「東京通信工業」という名前でしたが、1958年に「ソニー株式会社」という名前に変更しました。

Sonyは「/ˈsəʊni/」と発音します。日本語では「ソニー」ですが、英語では、「ソニー」というよりも「ソウニー」と、「ウ」の音が入ります。

英語には、日本語にない母音があります。母音の発音も大事に練習しましょう。

PanasonicとSonyの起源と語源

次に、PanasonicとSonyの起源と語源について見ていきましょう。

Panasonicの創業者は松下幸之助です。当初の社名は「松下電器産業」「ナショナル」というブランド名でした。ナショナル(National)は、「国民的な」という意味です。その後、海外ブランドとしてパナソニックというブランド名が登場し、現在では、ナショナルもパナソニックに統合されました。

Sonyは盛田昭夫と井深大という二人の人物が創業した会社です。当時は、「東京通信工業」という会社名でしたが、海外市場に進出するために短くて覚えやすい名前を探していました。

「Sony」は、「音の若者」という意味でした。この名前は、盛田昭夫と井深大の二人が考えたものでした 。

PanasonicとSonyを使った会話練習

ここでは、PanasonicとSonyを使って、簡単な会話を練習しましょう。


A: I want to buy a new TV. Which brand do you recommend? / 新しいテレビを買いたいんだけど、どのブランドがおすすめ?

B: Well, I think Panasonic and Sony are both good choices. They have high quality and good reputation. / うーん、PanasonicとSonyはどちらもいいと思うよ。品質も高くて評判もいいし。

 

PanasonicとSonyを使った会話の単語チェック

  1. Aは、「新しいテレビを買いたいんだけど、どのブランドがおすすめ?」と聞きます。
    • 「買いたい」→「want to buy」
    • 「おすすめする」→「recommend」
  2. Bは、「うーん、PanasonicとSonyはどちらもいいと思うよ。品質も高くて評判もいいし。」と答えます。
    「どちらも」→「both」
    「品質」→「quality」
    「評判」→「reputation」

日本語から英語へ

日本語から英語を練習しましょう。

A: 新しいテレビを買いたいんだけど、どのブランドがおすすめ? / I want to buy a new TV. Which brand do you recommend?

B: うーん、パナソニックとソニーはどちらもいいと思うよ。品質も高くて評判もいいし。 / Well, I think Panasonic and Sony are both good choices. They have high quality and good reputation.

PanasonicとSonyの復習

最後に、PanasonicとSonyに関する穴埋め問題で復習しましょう。

    1.  I want to buy a new TV. Which brand do you _______ ?
    2.  Well, I think Panasonic and Sony are both _______ _______. They have high _______ and good _______.

    答えは、以下のようになります。

    1.  I want to buy a new TV. Which brand do you recommend?
    2. Well, I think Panasonic and Sony are both good choices. They have high quality and good reputation.

PanasonicとSonyのまとめ

今回は、PanasonicとSonyという二つの有名な企業の社名の意味について紹介しました。

これらの単語は、それぞれ「全ての音」と「音の若者」という意味を持っています。これらの単語は、ラテン語や英語の言葉を組み合わせて作られた造語です。

つまり、世の中にない言葉ではないので、他の単語にも潜り込んでいます。その意味を知っていれば、新しい単語を覚えるときのヒントになります。

これで、PanasonicとSonyについての記事は終わりです。

PanasonicとSonyに関する知識を深めることができたでしょうか。この記事が英語学習のお役に立てれば幸いです。

Bye for now!